30代以上で8割の方がかかっていると言う歯周病・・・
40歳で歯が抜けるのは
歯周病にかかっているかも知れません。
歯周病は高齢になるとかかると言う物ではありません。
30代以上で8割の人がかかってしまいます。
歯周病とは、歯と歯肉に近い部分についた
歯垢(プラーク)の中にいる細菌によって
引き起こされる病気です。
歯周病はある日突然、重度の症状が
出るのではなく、徐々に進行する病気です。
歯と歯茎の境目についたプラークから、
歯の根にそって歯周病菌が入り込み、
歯を支えている周りの組織を
じわじわと壊していきます。
丁寧にブラッシングをしているつもりでも、
プラークはついてしまいます。
最初は歯茎が腫れたり出血するだけなのですが、
進行すると歯周ポケットと呼ばれる
歯と歯肉の境目が深くなり、
歯を支える土台(歯槽骨)が溶けて
歯が動くようになり、最後は抜歯を
しなければいけなくなってしまいます。
あなたは下記の中でいくつ該当しますか?
◊ 朝起きたとき、口の中がネバネバする。
◊ 歯のブラッシング時に出血する。
◊ 口臭が気になる。
◊ 歯肉がむずがゆい、または痛い。
◊ 歯肉が赤く腫れている。(健康的な歯肉はピンク色で引き締まっています)
◊ かたい物が噛みにくい。
◊ 歯が長くなったような気がする。
◊ 前歯が出っ歯になったり、歯と歯の間に隙間がでてきた。食物が詰まる。
3つ当てはまると歯周病予備軍です。
6つ当てはまると歯周病が進行している可能性があります。
全部当てはまるとかなり進行しています。
放っておくと歯が抜け落ちてしまいます。
歯が抜けないためにはどうすればいいの?
重度になってから慌てて治療するのではなく、
早い段階から予防することが大切です。
歯が抜け落ちてしまわないように
歯周病の進行を止めるには、
歯垢をためないようにしっかり丁寧に
ブラッシングをすることです。
歯垢が付かないようにするには、
歯と歯のすき間などどうしても歯ブラシの
毛先が届かない場所の清掃に歯間ブラシ、
糸ようじ(デンタルフロス)などが
効果的ですね。
同時に広範囲な殺菌作用を持つ
薬用成分の歯みがき粉を使って、
歯周病菌や虫歯菌等の口腔細菌を
抑えましょう!!